吉平泰明と、じゃがいもの顔

先日来ていただいた方が、吉平泰明の描く人物を見て、「これはじゃがいもですね!」と。確かに、顔がじゃがいもっぽい。
《エスケープ》と題された、黒猫を見つめる三人の少年の絵。右側の顔がまさにじゃがいも。
店主答えて曰く「左側はトマトでしょうか?」
お客さま曰く「真ん中はニンジン?」
こんな会話を楽しめるのも、小さな画廊での楽しみの一つです。
後日来てくださった別のお客さまは、「それぞれ三色のパプリカ」と評されました。
独創的なデフォルメは、鮮やかな色彩対比とともに、吉平作品が放つ魅力の一端と言えるでしょう。


尾道・因島出身の吉平泰明(1922-1992)。現代の眼から見ても新鮮な、楽しい絵画世界です。
「児玉希望小品展」と併設して、吉平泰明の作品も10余点展示中。

