
「広島今昔」というテーマで、小さな特集展示を始めました。
今年は戦後80年、昭和100年の節目です。広島の歴史を、加害と被害の双方から見つめ、戦争のない平穏な未来を手繰り寄せたいものです。
広島城や、その中に置かれた広島大本営の跡地は、原子爆弾によって破壊されました。戦争によって、画家たちの親密な交流や何気ない日常も引き裂かれます。被爆し、あるいは親族を失った画家たちは、その悲惨さを作品として伝え、戦争を知らない世代のアーティストたちも、各々が深く考え、鋭敏な感性によってアプローチを試みています。
【出品作品】林半嶺《廣島大本営》 三沢三千彦《鯉城》 浜崎左髪子《絵馬》丸木位里、三好光司、船田玉樹、田中月観、靉光《寄せ書き》 和高節二《夏の朝》 福井芳郎《昭和二十年八月》 大木茂《原爆之廣島》 山内若菜《世界平和記念聖堂》 など
小林和作、小野鉄之助、森谷南人子など、尾道ゆかりの作家の作品も常設展示中です。